【検査名】 HIV検査
【ご相談内容】 HIV検査についての質問ですが、
『13日目には、感染を証明することが可能となります。』
と書いてありましたが、
『このくらい経った方が正確な検査ができる日数』というのはありますか?
いろいろ調べると20日くらい経った方がいいと
書いてあるところもありました。
お忙しいとは思いますが回答お待ちしてます。
【お答え】
現在行われているHIVスクリーニング検査は、
HIVの抗原であるp24とHIVの抗体(1・2)の2つをその指標としています。
以前、抗体のみで検査を行っていた頃は、感染後8週間経ってから検査、
という事もありましたが、今では抗原と抗体の2重チェックが当たり前です。
となれば、それを踏まえた至適な時期はいつであろうか?
という疑問が生じてきます。
私は、現在、国内外の様々な文献や検査室の現場のテクニシャンの意見を総合して、
HIVエイズスクリーニングの至適な時期、つまりp24の確実な出現時期を、
『最短で12日目、確実なのは13日目、さらに石橋をたたいて、15日目。』
という考えで、臨床(診察)を行っています。
つまり、実際の診療においてはカレンダーを見て、
心配な行為を行った日から2段下がれば、検査可能です。
例えば、1月1日に行為があったとすると、1月15日に検査できるということです。
ただし、現在のKENSABIZの検査キットは多少勝手がちがいます。
以前は、クリニックで行っているものと同じ方法(抗原・抗体)でやっていた検査が
今は抗体のみの検査法(第3世代)に変更されております。
つまり、現在の抗体測定のウインドウピリオドを踏まえたうえで、21日後、
カレンダーで3段降りたところから検出可となると考えてください。
サイズ | 北海道 | 北東北 | 南東北 | 関東 | 信越 | 中部 | 北陸 | 関西 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
60 | 1339 | 1015 | 907 | 907 | 907 | 907 | 907 | 1015 | 1123 | 1123 | 1339 | 1339 |