女子淋病 検査
女子淋病(おりもの)検査 当クリニックで女子の淋病を診察していて驚いたことがあります。
それは。。。
最終的に淋病(淋菌感染症)と診断された患者さんの病院に来た当初の目的が「性病検査」ではなかったからです。
それも1例や2例ではありません。
ほぼ全員です。
あなたは信じられないと思うかもしれません。
でもこれは、紛れもない真実なのです。
男子の場合には、
「3日前に○○のピンサロにいってから膿が出ます。」
「1週間前にヘルスに行った時、内緒で挿入させてもらってから痛いです。」
このようにはっきりとした原因と結果があるのですが、
女子の場合は、
「月経不順なので調べてください。」
「不正出血と腹痛があるから診てください。」
「おりものに臭いがあるようなので。」
というような訴えで来院された時、
おりものが怪しいのでちょっと調べてみたら
たまたまその中から淋菌が検出されてしまったという経緯で診断に至ります。
こういった患者さんの場合、
確かに風俗関係で働いている方もおられるのですが、
たいていはそういったお仕事とは無縁の方で、
淋病と診断されたご本人が一番びっくりされています。
この恐ろしさがわかっていただけるでしょうか。
女子の場合、
その性器の構造は、男子のものとは大きく異なっていて
身体の内部に管状に構成されています。
管は外側から、膣、子宮という構造をとり、
その先は卵管となり左右2手に分かれ腹腔内へと続きます。
これは本来赤ちゃんを産むために女性のみに与えられた「生殖管」という構造です。
もちろん赤ちゃんを授かるかどうか、産むか産まないか、ということは人それぞれですが。
そういった事情とは全く関係なしにこの淋菌という病原体は生殖管の中で非常によく繁殖します。
淋菌が性的な接触で伝播されていくことを考えれば、
淋菌という微生物がターゲットにしているものは、まさに、
このヒトの女性の生殖管であるといっても過言ではありません。
淋菌の持つ炎症の強い組織破壊性は、卵管の内腔を癒着させたり
閉塞させたりします。
そしてそれはあなたの生殖能力を一生涯奪い去ってしまうかも知れません。
また、たとえ赤ちゃんが受胎できたとしても
子宮外妊娠という命にかかわる病気になってしまうかも知れません。
もし、コンドームを使用しない無防備な性的接触があり、
少しでも気になる症状を感じたことがあるのなら、
一刻も早くこの高感度SDA法を用いた
女子淋病おりもの検査で感染の有無をチェックしてください。
現在、当研究所で採用しているクラミジア及び淋菌の遺伝子核酸増幅法は、上記のSDA法となっています。
本法は、同じカテゴリーの検査に属する、先発のPCR法に対し、クラミジアおよび淋菌検査における、感度・特異性のすべてにおいて優っている(一部同等)というデータが得られています。
特に、咽頭の淋菌検査においては、咽頭に常在する髄膜炎菌との間に交差反応が生じない優れた方法といえます。
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