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クラミジア

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病気の解説【クラミジア】

SDA法を使ったクラミジア検査をやってみる!

arrow男子クラミジア(尿)検査
arrow女子クラミジア(おりもの)検査
arrow咽頭のクラミジア検査

概要

0001_15.jpg最近ではもう誰もが知っているが、みんな結構あっさり罹ってしまう疾患。2002年度をピークに減少に転じていますが、実際に診察していると、減っている疾患という感じはあまりしません。

男子では尿道炎や精巣上体炎、女子においては子宮頚管炎や卵管炎(まれに腹膜炎)を引き起こします。

元々トラーコーマと呼ばれ、眼の疾患として扱われていました。
また最近では、咽頭への感染が取り上げられたりします。

診断

0001_20.jpgクラミジア・トラコマティス(CT)というとても小さな細菌によって引き起こされる疾患で、この病原体(細菌)そのものはいわゆる普通の(光学)顕微鏡では確認することはできませんし、体外に取り出して培養することもちょっとむずかしい。

よって、どのようにこの病気を診断するかというと、昔は男子の尿道から膿をちょこっと採ってきて、それをプレパラートにのせて顕微鏡で見る、なんていうことをよくやっていましたが、はっきり言ってこの細菌は小さすぎるので顕微鏡の視野に見える尿道上皮細胞や白血球内にそれらしい所見(封入体)のあった時に『クラミジア陽性』なんていう診断を下していました。

まあ、何というかちょっといい加減なところもあった訳です。

ところが近年になって、蛍光抗体法、酵素免疫法、と診断技術が向上し、さらには、PCR法、SDA法へと検査法としてはほぼ究極というところまで行きついてしまいました。

どういうことかというと、男子であれば尿をちょっと、女子であればおりものをちょっと採るだけで、つまり、採った検体にクラミジアの菌体がわずか1~2個存在するだけでほぼ確実に診断がつけられるようになったということです。

症状

では、実際にこの病気に罹った時、どのような症状が現れるのかをお話しましょう。

男子の場合

移ってしまったかなぁという出来事から1~2週間後からです。

check尿道がムズ痒い・ちょっと痛い
check排尿時に少し熱い(痛い)感じがする
check尿道から白っぽい(又は透明な)分泌液が出る
check排尿後の(尿道ではなくて)膀胱の違和感
check睾丸部が腫れぼったくて痛い
check射精時に精液に血が混じる

いずれの場合も症状は劇的でなく、なんとなくと言えるくらいマイルドであることが多いです。

女子の場合

こちらもやはり移ってしまってから1~2週間後からです。

checkおりものが多い
checkおりものが黄色い
checkおりものが臭う
checkおりものに(月経でもないのに)血が混じる
checkおなかが時々痛くなる
check尿が近くなる

以上のような症状がみられますが、
本人はあまり困っていないことが多いです。

特徴

0001_30.jpgこのように症状を並べてみると不思議に感じることがあるはずです。

そうです。
なぜ、クラミジアは症状が軽いのか?ということです。

その答えとして、クラミジアの活動の場は細胞内の封入体の中であるので、感染してしまったヒトの免疫系をあまり刺激しないで生きることがあげられます。

これにより、クラミジア抗体の産生が遅れ気味になります。

また、たとえ抗体が産生されても、クラミジアはその作用をスルーしてヒトの細胞内に入ってしまうため、抗体の影響を受けずに感染が成立してしまいます。

つまり、抗体があっても何度でも感染します。

さらに細胞外に外毒素を放出することがないため、炎症もごく軽微なものになります。
まさにこれが、クラミジア感染を気づきにくいものにしている大きな要因といえるのです。

気になる数字

(これ結構すごいです)

check男子淋菌性尿道炎の20~30%にクラミジアが合併
check20歳代男子を片っ端から検査すると4~5%にクラミジアが見つかる
check男子クラミジア性尿道炎の約5%が精巣上体炎を併発する
check女子クラミジア性頚管炎の約半数は全く自覚症状を感じていない?
check女子性器にクラミジアが陽性の場合、その10~20%に咽頭クラミジアが検出される
check慢性の咽頭扁桃炎で、セフェム系抗生剤が無効な症例の約1/3がクラミジア咽頭炎
checkSEXパートナーが複数いる10代女子のクラミジア感染率は約25%である
check年齢別患者数のピークは、男子で25~29歳、女子で20~24歳である

治療

0001_35.jpgさあ、だいたいこのクラミジア感染症という病気がわかっていただけたと思いますが、治療法をお話ししましょう。

クラミジア・トラコマティスの治療には以下の薬剤の使用が日本性感染症学会によって推奨されています。

アジスロマイシン(1000mg 分1 1日) 
クラリスロマイシン(400mg 分2 7日)
ミノマイシン(200mg 分2 7日)
(私的には2.及び3.の投与日数は14日の方が確実と考えています。)

これに2009年4月からアジスロマイシンSR(2000mg 分1で1日)というのが追加されました。

この薬は感受性の問題はありますが、一応淋菌にも効きます。

もともと米国でのアジスロマイシンの治験は2000mgで行われていたので
日本もグローバルスタンダードな治療が行えるようになったということです。

さて、これが最後になりますが、治療開始後2週間でクラミジアが死滅すると言われています。ただし、この時すぐに検査してもクラミジアはいないに決まっています。なので、治癒したかどうかの最終検査は投与開始後3週~4週間を目安にしましょう。

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クラミジアトラコマティス感染の有無を高感度SDA法で検出します。尿検査です。
No.30101  ¥4,000
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膣分泌物中のクラミジアトラコマティス感染の有無を高感度SDA法で検出します。おりものの検査です。
No.30201  ¥4,000
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咽頭ぬぐい液中のクラミジアトラコマティスの核酸を高感度SDA法で検出します。
No.30001  ¥4,000
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